今日は十日戎であります。。。

恒例、西宮神社の福男も決まりw、
今年も十日戎のシーズンがやって参りました。
翌週には「厄神さん」もありますので、
毎年1月のこの辺りは神社にばっかり行かなくてはなりません(笑)

僕の地元の「えべっさん」と言えばココ!
神戸市兵庫区にあります、
柳原蛭子神社十日戎であります。。。
http://www.hyogo-ebisu.com/home.html

柳原蛭子神社 十日戎,えべっさん(えびす祭り)
http://kobe-mari.maxs.jp/kobe/yanagiharaebisu.htm

兵庫のまちは平安時代の昔から「大輪田泊」と呼ばれる良好な港のあるまちとして知られていました。
平清盛の時代には、中国・宋との貿易の拠点として港の大改修工事が行なわれ、福原には一時都がおかれた事もあります。後に兵庫のまちは「兵庫津」と呼ばれるようになり、海陸要衝の地として発展していくことになります。
兵庫津の道、西国街道という古い歴史を持つ柳原の中心に蛭子神社は建立されています。 元禄5年(1691)、兵庫津の「寺社改帳」に神社のことが記されていることから、元禄以前から祀られていたことがわかります。

現在は「柳原のえべっさん」という愛称で親しまれ、毎年、1月9日〜11日の「十日えびす大祭」は商売繁盛や家内安全、学業成就を祈して多くの参拝者でにぎわいます。

因みに、、、

蛭子神社の御祭神は、
蛭子大神(ひるこのおおかみ=えびす様)と大物主大神(おおものぬしの神=大黒様)です。
主祭神蛭子大神は、えびす様の総本山と呼ばれている西宮神社と同じ御祭神でもあり、
漁業や海上安全、特に商売繁盛の神様で有名で、庶民親しみ深くたいへん人気があります。
また、「えびす」という言葉はよく見たり聞いたりする事と思いますが、その字も様々で、戎・恵美須・恵比寿・恵比須があります。

さて、この親しみのある「えびす」という神様の名前、
実は我が国の古典・神々の系譜には、
その姿を現していないのです、

しかし八百万の神と称されている我が国の神様ですので、
その多くの神様の一人として考えればよいわけでありますが、
これだけ信仰の厚い神様の御神格が分からないのも不思議なことです。

その正体を古典の神々の中から探ろうと、たくさんの学者が研究されてきましたが、
主には当社の主祭神である蛭子大神、もう1神が事代主の2大系統に分けられるようです。

という解説にもあるように、

えべっさん」って、、、
『実は謎の神さん』だったのですね?w

とか書いてると、
更には、、、

>恵比寿そのものが異邦人を意味する言葉で、
>異郷から来臨して幸せをもたらす客神であったものと考えられています。

という解説もありました、、、

なるほど、
『恵比寿そのものが異邦人』
という意味を含んでいるのか。。。

それで日本の神様としてカウントされていないのかも知れませんね?

因みにWikipediaによると、、、

えびす(ゑびす):
日本の神。七福神の一柱。
狩衣姿で、右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱える姿が一般的。本項で詳述。

外来の神や渡来の神。客神や門客神や蕃神といわれる神の一柱。
神格化された漁業の神としてのクジラのこと。
古くは勇魚(いさな)ともいい、クジラを含む大きな魚全般をさした。

寄り神。
海からたどり着いたクジラを含む、漂着物を信仰したもの。
寄り神信仰や漂着神ともいう。

蝦夷(えぞ、えみし)の別称。
未開の民や東国の武士をさし、
または外国人の蔑称。

とあります、なるほど。。。

つまり、、、
元々の信仰からしてそもそも日本人には、
外部からやってくる他の神や外来者(余所者)の存在は、
「はじめから折り込み済み」で、
それらを受け入れて自分たちのものとして発展してきた、
「現在の日本文化の下地」となっているんですね?w

それに七福神って、
船に乗って「海の向こう側」からやって来ますもんね?w

という訳で、、、
商売繁盛で笹持って来い!!