わいるどきゃっつ。。。

以前に、
リアル仕事絡みで先輩から聞いたお得意先のエピソード。。。

三木市の山の中に某コープ関連のエコ農場がありまして、
そこの肥料工場に使う生ゴミを目当てにネズミが大発生したそうです。
大発生といっても山の中なので元々幾らでもネズミはいる訳で、、、
単に大量のエサのある安全な場所に大挙して押し寄せ、
住み着いてきたというだけの事であります。

ゴミだけを食べている分にはまだいいのですが、
農作物や製品である肥料を食い荒らし、
挙句には機械類の電線やコードをかじったりして、
火災の原因にもなりかねなくなってきました。

しかし、
工場や倉庫は360度ネズミは入り放題だし、
広い敷地にトラップ置いても何の対策にもならず、
困り果てた工場長は、
半ばヤケクソ気味にその辺の野良猫を何匹か連れてきて工場に放し飼いする事にしました。

「ネコがネズミを捕まえるって言ったって、そんなマンガみたいにはいかないだろう?」

「ネコは狩りの訓練や遊び半分でネズミや小鳥を捕まえるだけでそんな実際に捕食したりしないでしょう?」

などと、
先輩も含め出入りしてる人達は当初は言っていましたけど、、、

やがて、、、
工場や農園のあちこちに、

頭と尻尾だけのネズミの死体が転がり初めました(笑)

確かにエサを充分に与えられているような都会の猫なんかは、
遊び半分にしか狩りをしないそうですが、、、

田舎の、
しかもエサも与えられていない野山に暮らす放し飼い状態の野良猫は、、、

ほとんど野生化しており(笑)

なんと集団でフォーメーションを組み、
ネズミを追い込んで仕留めて捕食し出したそうです。。。w

組織的に狩りを行う天敵の出現に、
農場のネズミは激減し、
最終的にはほとんど来なくなったとの事、、、

恐るべしワイルドキャット!

しかし、
完全に野生化した彼らは、
食料となるネズミが激減した為か?
エサを求めていずこかへ消えて行ったそうです。。。